att.scoping

att.scoping ある文書の中の特定の要素を選択するための属性を提供する。
モジュール tei — The TEI Infrastructure
構成 certainty precision respons
属性
target⚓︎ ある文書の中の特定の要素を選択するための属性を提供する。
状態 任意
データ型 1–∞ occurrences of teidata.pointer 空白文字で区切られる
Elizabeth went to <persName xml:id="ESSEX">Essex</persName>
<certainty target="#ESSEXlocus="name"
 degree="0.6"/>
match⚓︎ Kay (ed.) (2017)に定義された構文を用いて、ノードの集合を指し示す任意の XPath 式を記入する。 選択範囲は target 属性が与えられた場合はそのコンテクスト、 なければ親要素のコンテクストとなる。
状態 任意
データ型 teidata.xpath
<gap reason="cancelled">
 <certainty match="@reasonlocus="value"
  cert="low"/>

</gap>
解説

確信度の表現は target 属性の値で指定されたノードセットに適用されるが、加えて match 属性の値によって修正されることがある。 複数の識別子が与えられた場合、それらすべての要素(またはノードセット)を指すものと解される。 match 属性は要素のグループを指定するために用いることもできる。

targetmatch 両方がある場合、match の XPath 式は target で選択した要素のコンテクスト内で評価される。どちらの属性もない場合、表現は親要素に適用される。 target のみ与えられている場合、その選択する要素もしくはノードセットに表現が適用される。 match のみ与えられている場合、XPath 式はこの属性を含む要素の親要素のコンテクストで評価される。

なお、target 属性の値には XPath 式を含む XPointer 表現が入りうる(17.2.4 TEI XPointer Schemes を参照)。