att.metrical

att.metrical 特性の要素が韻律情報を示す属性を定義する。 [6.4 Rhyme and Metrical Analysis]
モジュール verse — Verse
構成 att.divLike [div div1 div2 div3 div4 div5 div6 div7 lg] att.segLike [c cl m pc phr s seg w] l
属性
met⚓︎ (韻律構造、定型) 当該要素の通常韻律構造を示す、ユーザ定義のデータを含む。
状態 推薦される
データ型 token
解説

パターンは、韻律単位の種類の標準用語(例えば、hexameter)または韻律パターンの符号化表現(例えば、+--+-+-+-+-)によって指定される。 どちらの場合でも、使用される表記法は、関連づけられたヘッダのencodingDesc内のmetDecl要素によって記述されるべきである。 この属性が指定されていない場合、関係する要素の韻律パターンはその親から継承されると理解される。

real⚓︎ (韻律構造、実現型) 当該要素に当てはまる通常韻律構造の実現形を、ユーザーの定義で示す。
状態 任意
データ型 token
解説

パターンは、韻律単位の種類の標準用語(例えば、hexameter)または韻律パターンの符号化表現(例えば、+--+-+-+-+-)によって指定される。 どちらの場合でも、使用される表記法は、関連づけられたヘッダのencodingDesc内のmetDecl要素によって記述されるべきである。 この属性が指定されていない場合、関係する要素の韻律の実現形は、 met属性に対して指定された、または暗示されたものと同じであると理解される。

rhyme⚓︎ (韻構造) 韻文の行集合に当てはまる韻構造を示す。
状態 推薦される
データ型 token
解説

デフォルトでは、韻構造は、一つの韻を踏む行と逐一対応するアルファベットの文字列として表現される。すべての押韻しない行は、ハイフンまたはXで表す。 TEIヘッダーのmetDecl要素を使用して、metの代替表記を定義できる。 デフォルトの表記法が使用される時、この属性を行未満の単位に指定しても、意味をなさない。 デフォルトの表記法は、行内部の韻を記録するものでも、定型でない押韻を指定するものでもない。このような拡張をするには、ユーザが代替の表記法を定義する必要がある。